20インチ化

ハブダイナモも同時に取り付けています。

  • スポーク長の計算

まず、ALEX RIM 28H BLK 2個(6240円・スイッチ)、ハブダイナモDH-2N20JC(2120円・サイクルベースあさひ習志野店)、フリー抜き工具TL-FW30(1080円・サイクルベースあさひ習志野店)を用意します。
モンキーレンチとTL-FW30を使用して車体から車輪を外すと共にスプロケットを外し、スポーク長の算出のため必要となる以下の寸法を計測・決定します。
※以下の値は参考として載せています。
用語についてはhttp://www.geocities.jp/jitensha_tanken/spoke.length.htmlをご覧下さい。
前輪
ERD 383.4mm
PCD 74.5mm
OLD 92.4mm
交差数 3(6本組)
リムのオフセット 1mm
ハブスポーク穴径 2.5mm
スポーク数 28
スポークの太さ 14番(2.0mm)
フランジ幅 56.8mm
左右対称


後輪
ERD 383.4mm
PCD 45mm
OLD 129.45mm
交差数 3(6本組)
リムのオフセット 1mm
ハブスポーク穴径 2.8mm
スポーク数 28
スポークの太さ 14番(2.0mm)
フランジ幅 55mm
Flange distance 19.4mm
ロックナット-フランジ間距離 45.4mm

値が決まったら、以下のサイトでスポーク長を計算します。
http://www.dtswiss.com/SpokesCalc/Welcome.aspx?language=en

http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/spoke.length.html
http://www.sheldonbrown.com/rinard/spocalc.xls

ここまでの計算により求まった値と購入可能なスポークの長さを検討した結果、188mmを42本+予備4本と190mmを14本+2本購入することとしました。
※とりわけ後輪左(長いほう)のスポーク長の計算が間違っている可能性が高いので、信用しないで下さい。

  • ホイール組

イタリアンの6本組で組んでいます。
星ステンレススポーク14番188mm46本(1840円・Bikers Online)、星ステンレススポーク14番190mm16本(640円・Bikers Online)、ニップル回しpark tool sw-2(880円・Bikers Online)、パンク修理セット自B-20(105円・ダイソー)を用意します。
まず、パンク修理セットについてくるタイヤレバーを用い後輪のタイヤを外して、スポークも外し、後輪ハブを取り出します。このときのスポークのテンションを覚えておき、後でホイールを組む時の参考にします。
前輪から組みます。
自転車進行方向左が上になるようにハブを持ち、上部の穴に上からスポークを1本通し、それから下部の半分遅れた穴にも上から1本通します。その後、上部の穴に一つづつ飛ばして上からスポークを通していきます。

下部の穴にも同様に一つづつ飛ばして上からスポークを通したら、ハブをひっくり返して、空いている穴に上からスポークを全て通します。

ハブをひっくり返して、組み方に応じて綾取りをします。テープでまとめたほうが作業がしやすいです(写真はイタリアンの6本組です)。

ハブをひっくり返して、リム穴を一つづつ飛ばして、上部のスポークをニップルで仮止めしていきます。このとき、最終的にバルブ穴の上でスポークが交差しないように考えて止めてください(バルブ穴の上でスポークが交差すると空気が入れにくい)。

反対側も同様に仮止めしていきます。

仮止めした後は、後輪のスポークを外したときの大体のテンションまでニップルを締めます。車体に前輪をはめ、ブレーキや車体にポストイットを貼るなどして目印とし、できる範囲で振れを取ります。

後輪についても、同様の作業を行います。後輪ハブの自転車進行方向左側のスポークは長いことに注意してください。

私は振れ取り台を持っておらず、また、素人であるため、お店に最終的な振れ取りをお願いしました。お店の方が親切であったため、振れ取りのみの持ち込みも引き受けてくださったばかりか、低廉な工賃でしたが、お店によっては断られることもあるようです。また、ホイールの組み直しとなる場合には4000円以上かかるようです。

作業に際し参考とさせていただいたのはこちら。
http://www7.plala.or.jp/GENKIDESU/spoke.htm
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Yurinoki/6994/mstrick15.html
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/wheelbuilding.html
dfltweb1.onamae.com – このドメインはお名前.comで取得されています。
http://konscycleblog.kyo2.jp/e35551.html
http://www.i-love-bmx.com/Japanese/tools.html#fure
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/1275/compatibility/spoking/index.html
ホイール組み | サイクルショップ金太郎の自転車日記
ホイール組み
http://www.geocities.jp/p400w/120_MTB/wheel/wheel.html
ホィールの組み方アラカルト
ホイール手組みに挑戦!その① 〜スポーク長を計算せよ〜 ( その他スポーツ ) - ひまつぶし雑記帳 - Yahoo!ブログ
自転車のホイール組み(手組み)に挑戦してみよう!その1(パーツセレクト) StudioPineHeadプチコラム/ウェブリブログ
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  • タイヤ装着

SCHWALBE STELVIO HS350 28-406 2個(約4720円)、SCHWALBE 20incチューブ 2個(1420円・スイッチ)、panaracer poly-liteリムテープH/E20*15mm 2個(504円・セオサイクルららぽーと店)、空気入れpanaracer BFP-GBG(2100円・サイクルベースあさひ習志野店)を用意します。
リムテープの空気穴の部分がリムの空気穴と合うようにリムテープを装着します。スポークの穴が隠れるようにしてください。
タイヤの片側をリムにはめ、タイヤのリムにはめていない側を広げて、タイヤチューブをタイヤに入れていきます。バルブ穴からはじめることと(バルブについているキャップ等はとりあえず外しておく)、チューブのねじれ・偏りが生じないようにしてください。チューブをはめ終えたら、チューブがリムにかまないようタイヤの奥に寄せます。
残った側のタイヤもリムにはめていきます。かなりの力が必要です。怪我をしないように気をつけてください。
タイヤを完全にはめたら、タイヤを内側に押してリムの中を覗き、タイヤチューブがタイヤからはみ出ていないか全周にわたって確かめます。左右共に行います。
バルブについていたキャップ等を戻し、ホイールを車体に装着し、空気を入れます。
※後輪についてはステルビオよりも太い(1.25以上)タイヤはフレームと干渉して取り付けられないと思います。

作業に際し参考とさせていただいたのはこちら。
http://www.rakuten.co.jp/giro/697036/743623/
小径ホイール用タイヤ / おのひろきおんらいん
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  • ブレーキ交換

20インチ化した場合、リムがブレーキの調整範囲上限を超えてしまうため、ブレーキの交換も必要となります。

SORA BR-3300ブレーキ前後(約4000円・yahooオークション)を用意します。
※六角ナット式のブレーキがあれば以下の作業は不要です。

ニッバー、モンキーレンチを使用してブレーキを外します。
センターボルトについている部品とブレーキアーチのバネを外します。バネの取り外し、取り付けに際しては怪我をしないように充分注意してください。


ブレーキ前面から六角レンチを用いてセンターボルトを抜き取ります。

SORA BR-3300も同様にしてセンターボルトを抜き取ります。


上がライトウィング標準のセンターボルト、下がSORA BR-3300のセンターボルトです。

SORA BR-3300にライトウィング標準のセンターボルトを取り付け、ライトウィング標準の部品を用いて車体にナットで取り付けます。

ブレーキワイヤーを戻し、ブレーキシューがリムに適切に当たるように調整します。

作業に際し参考とさせていただいたのはこちら。
HandyBike8のブレーキ強化 - ニュータイプ・Maru 惨
しつこくブレーキについて: HandyBike8 to Go!
http://bebike.exblog.jp/8047491/